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手作りほっこりお惣菜専門店「おかずの店きむら」復活~福井市

約 6 分
手作りほっこりお惣菜専門店「おかずの店きむら」復活~福井市

福井市の花堂にお惣菜専門店「おかずの店きむら」が2月27日、オープンする。8年前に閉店した両親の店を姉妹二人で復活させた。

8年ぶりに両親の店を復活

森下和歌枝さん(左)と山本幸恵さん

おかずの店きむらを受け継ぐのは、店主の山本幸恵さんとその姉、森下和歌枝さん。

二人の母、木村幸子さんが1967(昭和42)年に創業。夫の行雄さんが会社員をしながら、手伝ってきた。さらに、会社も辞めて夫婦で営んできた。その間、計45年。

しかし2012年、行雄さんが80歳になったのを機に、体力的な負担から店をたたんだ。当時は、幸恵さんも和歌枝さんも子育て真っ盛りで、お店の継承が難しかった。

それから8年、幸恵さん、和歌枝さん二人の子どもたちも成人して子育てが落ち着いた。両親の介護で実家に通っていくうち、店を再開させることを昨年(2019年)4月から考えるようになった。

子育てが落ち着いたタイミングで、新しい仕事に着手

実家と繋がっているお店

和歌枝さんは、夫の自営業を手伝いながら、野菜ソムリエの顔を持ち、Instagramでいつもおいしそうなお弁当の写真をあげていた。私の主催イベントでも料理を作ってもらったことがあり(下写真)、そのセンスは抜群だった。まず、盛り付けのセンス、味付けのセンス、和歌枝さんの料理は間違いがない…!お店を妹さんとともにやっていく今後のさらなる開花が楽しみである。

イベントで野草の料理をふるまう森下さん

また、私は和歌枝さんのお店をやるスタート地点も見てきた。昨年4月に女性起業家の会に参加し、その中で「お店を開きます」と宣言した和歌枝さん。子育てが落ち着いて、次にやることを求めていたのだろう。私は、和歌枝さんに会ったとき、「やってやる!」「何かやりたい!」そんなエネルギーを感じた。まさに有言実行。その後、お店の改装などを経て、見事にその10か月後、開店した。これまでやってきた旦那さんの自営業とも並行でやっていくそうだ。

2月27日のオープンを前に、19日にプレオープンし、知人友人らにお披露目した。私も声をかけてもらった一人で、開店したお店に出向くと、次々と昼食を買っていく人が訪れていた。

お店が一つそこにあるだけで、いろんな人が来て、会話があり笑顔が生まれ、知らない人と人とをつないでいく。ここには活気があった。

両親が元気になった

「昨日、準備をしているときから元気になってね、魚を下すのを手伝ってくれたり、こうしてお店の前に出たりして気になって仕方ないみたいなのよ」笑顔で和歌枝さんが話す。

お店に着くと、お店の前に立って駐車を促してくれたり、何かと困っていることに対して声をかけてくれたりした。

いつもはテレビを観てじっと過ごす父が…

しかし、もう88歳。いつもは「テレビを観てぼーっとしている」のが、お店が開くとあって、じっとしていられなくなった。

お店は行雄さんご夫婦の家とつながっている。さすがに家でじっとしていられないだろう。行雄さんの顔はとても生き生きとしていた。

私が「割りばしがほしい」と行雄さんに伝えたとき、行雄さんはてきぱきと動いて、持って来てくれ、その様子はとても88歳のおじいさんには見えなかった。

店頭に立って、お客さんを迎える行雄さん(左奥)

商店街のある古い通り…高齢化が進む場所

店は通称フェニックス通りの市道(旧8号線)から西に入ったところ、ショッピングモールのベルの北側にある。

「ここは昔から商店街がある場所でね、表の市道が国道8号線だったころは店の前の道路をバスが走っていたの。昔から住んでいる家が多い」と和歌枝さんが話す。

「高齢化してきて、一人暮らしも多いし、こういうお惣菜を必要としている人も増えてきているんじゃないかって、それもあってオープンしたの」

とにかく遠慮せんと、少量でもいいでの

一人暮らしのサラリーマン、家でなかなか料理を作れない人、共働きの人など少量でも気兼ねなく買って行ってほしいという。

とにかく遠慮せんと、少量でもいい。かぼちゃ一切れとかでもまったく構わない。気にせんと好きな量を買って行ってほしいなって思う。そこが対面売りの良さなのかなっても思っている」

お客さんに説明する 山本幸恵さん

基本的には測り売りのスタイルだ。陳列ケースに並ぶおかずの中から、欲しいものを店員に伝えて、店員がパックや袋に詰めていく。自分でパックやタッパーを持って来て、そこに詰めてもいい

エコバッグを推奨していて、和歌枝さん特性の手提げが1点350円で販売。浴衣で作ったという生地は日本を感じる煮物にぴったりだ。

浴衣で作ったというエコバッグ。このほかにも数種類の柄がある。

会話して対面型で売っていきたい

お店では、そろばんをはじく光景も見られた。

Pay Payは導入したが、電卓はなく、そろばんで会計する。「アナログ」手法でやっていきたいという。

「ペイペイがある時代にそろばんってすごいですね」と言うと、

「うちは昔からこれ(そろばん)。この時代にアナログでやっていきたい。お客さんと対面で会話しながら、やっていきたい」という。

この日は、花堂の近くにこれから用があるという男性、営業の仕事をしている女性がお昼を買い求めに来ていた。

「おにぎりだけいつも家で作ってて、おかずだけ買ってこうかと」

「やっぱりこういうところのがおいしいもんね」

「お客さんが自分でおかずを取れるといいな」という意見も。いろんな声が出ていた。

お店はこうして、お客さんとともに作り上げていくのだろう。今後が楽しみだ。

果たしてお味のほどは…?~手作りの味わいにほっとする

私は、ポテトサラダ、スパゲティサラダ、こんにゃくの煮込み、かぼちゃの煮物を買って食べた。おいしい!

個人的には、スパゲティサラダが優しい味わいで、おいしかった。スパゲティを口に入れると、するすると、優しい味わいが口の中に消えて、あっという間にこの量は、お腹の中に消えた。かぼちゃの煮物も味付けがきつくなく、さっぱりして食べやすかった。

こんにゃくは糸こんにゃくも平こんにゃくも辛めの味付けだったので、ごはんが進む。手作りの味わいにほっとする。

個人的には、おすすめは、スパゲティサラダ、お煮しめ、厚揚げ(厚揚げ単体と卵が入ったものがある)だ。ぜひ、食べてみてほしい。

お昼の時間帯には、日替わりで定額のお惣菜セットを販売する予定。Facebookで都度、情報を発信していくそうだ。

お店の基本情報  おかずの店きむら

営業時間:11:00~19:00

Facebook: https://www.facebook.com/%E3%81%8A%E3%81%8B%E3%81%9A%E3%81%AE%E5%BA%97-%E3%81%8D%E3%82%80%E3%82%89-111335487019492/

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福井で観光しよう!っとなって、まず思い付く物は恐竜だと思います。 しかし、福井ってそれだけ?って思う人も、いるのではないでしょうか。 私は、県外から引っ越してきて、福井県の良いところってそれだけじゃないよ!って思う所が多々あり、その良さを伝えたい!っと思いました。この場を借りて、福井の様々な訪れて欲しい場所や、新鮮でおいしい食べ物を紹介させて頂きたいと思っていますので、どうかよろしくお願い致します!
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